スパイスカレーも大好きな私ですが、今日はスパイスの可能性が広がるような、そんなレシピを考えてみました。
中近東の料理に思いを馳せつつ、ヨーグルトソースでいただくひき肉のスパイス炒めプレートです。
先日のブログでもお伝えしましたが、ハウスさんとレシピブログさんがコラボしている
「スパイスでお料理上手 オリジナルブレンドのカレーパウダーでカレー&スパイシーおつまみをつくろう! 」のモニター募集で、モニターに当選いたしました。
届いたスパイスがこちら。
GABANのカレースパイス4兄弟です。
GABANクミン<パウダー>、GABANターメリック<パウダー>、GABANレッドペパー<パウダー>、GABANフェヌグリーク<パウダー>の4種類が我が家へやってきました。
このスパイスで、カレーやスパイシーなおつまみを作るモニター企画なのですが、せっかく私がモニターに選ばれたのならと、スパイスの使い方をもっと広げられるようなレシピは作れないだろうかと考えて、このメニューを作ってみました。
中近東の料理に思いを馳せつつ、ヨーグルトソースでいただくひき肉のスパイス炒めプレート。それが「クミンヨーグルトソースのスパイスひき肉炒めプレート」です。
実際に作ってみたところ、頭の中での組み立て以上に全てがマッチして、とっても美味しくできました。
そのレシピと作り方をご紹介します。
健康にも良いスパイスを使った、自信の一品です。
スパイスの効能
クミン
食欲不振、肝機能障害、胃弱、下痢などに効果があるそうです。また近年、クミンをヨーグルトに小さじ1杯入れたものを食べ続けると、体脂肪率の低下などダイエットに効果が見られたとの報告もありました。
ターメリック
肝機能障害、糖尿病、二日酔いなどに効果があるそうです。
漢方などで言うウコンと同じものです。
ターメリックに含まれるクルクミンはがん予防にも効果があるとのことで注目されています。
レッドペッパー
食欲不振、胃弱、風邪、冷え症などに効果があるそうです。
言わずと知れた唐辛子ですが、品種によって辛さも味もいろいろあるようです。
フェヌグリーク
食欲不振、不眠、ストレス、精力減退などに効果があるそうです。
日本ではあまり馴染みのないスパイスですが、応用範囲は広く、扱いを間違えなければ料理の深みを増してくれる存在です。
クミンヨーグルトソースのスパイスひき肉炒めプレートのレシピ
ダイエットにも効果があるというクミンヨーグルトのソースを使った、ヘルシーですがとっても美味しいレシピです。
ダイエットに効果があると言っても、食べ過ぎには注意ですよ!
<材料> (2人分)
鳥ひき肉のスパイス炒め
- 鳥ひき肉 200g
- 玉ねぎ 大1/2個
- ピーマン 1個
- コリアンダー 1束
- ニンニク 1片(すりおろし)
- 生姜 小さじ1(すりおろし)
- GABANクミン<パウダー> 小さじ1
- GABANレッドペパー<パウダー> 小さじ1/4
- GABANフェヌグリーク<パウダー> 小さじ1/4
- GABANシナモン<パウダー> 2振り程度
- ローレル(ローリエ、ベイリーフ) 1枚
- 塩 適宜
- 黒コショウ 適宜
ヨーグルトソース (2〜4人分)
- ニンニク 1片
- プレーンヨーグルト 150g
- GABANクミン<パウダー> 小さじ1/2
- マヨネーズ大さじ1
- 塩 小さじ1/2程度
- レモン汁 小さじ1程度
ターメリックバターライス (4人分)
- お米 2合
- GABANターメリック<パウダー> 小さじ1
- バター 10g
- 水 約375cc
(付け合わせ)キュウリのフリッター (4人分)
- キュウリ 1本
- 全卵 1個
- 卵白 1個分
- 小麦粉 60g
- 片栗粉 小さじ1
- GABANクミン<パウダー> 小さじ1/2
- GABANレッドペパー<パウダー> 2振り程度
- オリーブオイル 大さじ1
- 水 80cc
(付け合わせ)その他 (2人分)
- プチトマト 4個
- ミニリーフ 適宜
- ローストしたパプリカ 4切れ
基本的に2人分を仕上げるイメージですが、材料の分量的に一部4人分となっています。
<作り方>
① まずターメリックライスを作ります。
研いだお米に分量より少な目の水(通常400ccより少な目の375cc程度)を入れ、分量のターメリックを入れたらダマなどがないようによく混ぜておきます。
混ぜ終わったらバターを入れ、通常の炊飯をします。
炊き上がりは普通のご飯よりパサパサな感じを目指してください。
② ターメリックライスを作っている間に、付け合わせのキュウリのフリッターを作ります。
まず、キュウリは縦半分に割り、中の柔らかい種の部分をスプーンなどで削ります。
これは揚げた時の食感をよくする意味があります。
取り除いた種の部分は、マヨネーズと和えて食べると美味しいので、よかったら取っておいてください。
キュウリ以外の材料を入れ、よく混ぜ多めの油を敷いたフライパンで衣をつけたキュウリを揚げ焼きにしてください。
衣から出る泡が小さくなり、衣に揚げ色がつき始めたら出来上がりです。
後で盛りつける時まで、油が切れるようにしておいておきましょう。
フリッターの衣は余ると思いますので、他にパプリカやブロッコリーなどの野菜をフリッターにしても良いと思います。
③ ひき肉のスパイス炒めを作ります。
大さじ1と1/2くらいの油をフライパンへ入れ、そこへローレルの葉とペッパーミルで挽いた黒こしょうを入れ、油へ香りを移していきます。
スパイスの周りから泡が出始めたら、みじん切りにした玉ねぎを加えます。
中火くらいでじっくりと焼き色がつくまで炒めていきます。
今回使うスパイスたちです。
クミン、レッドペッパー、フェヌグリーク、そしてシナモンパウダー。
分量を出していますが、後で味見して調整するのでスパイスのボトルはしまわずに置いておいたほうが良いです。
④ 今回の料理のポイントのヨーグルトソースを作ります。
ニンニク1片をおろし金などですりおろしたら、ヨーグルト、クミン他分量の材料と混ぜ合わせます。
味見してお好みで塩加減やレモン汁の加減を調節してください。生のニンニクは辛いですが、後で他の具材と合わせると辛味は抑えられますのであまり気にしなくても大丈夫です。
また全体のまとまりがない感じがしたら、マヨネーズを追加すると良いでしょう。
⑤ 玉ねぎが色づくまで炒まったら、ひき肉を入れほぐしながら炒めていきます。
ひき肉から油がで始めると傾けた時に透明な油が見えますので、そこまで炒めたら次の具材を入れます。
ニンニク、生姜のすりおろしを入れ、塩をひとつまみ入れ、全体を混ぜ合わせます。
全体になじんだら、次に分量のクミン、レッドペッパーとコリアンダーの根と茎の部分を刻んだものを入れ炒めていきます。
全体に水分が飛ぶまで炒めます。
塩味をまだ決めていませんので、この時点で味見をして、塩やスパイスを調整してください。
次に粗みじんにしたピーマンとフェヌグリーク、シナモンを加え炒めます。
ここで炒め過ぎると、食材から苦味が出始めますので、ピーマンの生の食感が残る程度のイメージで炒めましょう。
コリアンダーの葉の部分を刻み準備完了。
あとは、それぞれをワンプレートに盛り合わせれば完成です!
ワンプレートに盛り合わせるとこのような感じです。
まとめ
ひき肉炒めには水を一切使わずに食材の旨味を凝縮しています。
写真では見た目重視でヨーグルトソースが少なめですが、分量で作っているともっと余っているはずです。
食べていると、このヨーグルトソースをどんどん追加したくなるはずですので、別の容器に入れるなどして食卓に一緒に並べておくと良いと思います。
見た目からは想像つかないかも知れませんが、このクミンヨーグルトソースが、ドライでスパイシーなひき肉と、パサっとしたターメリックライスと組み合わさることで極上の旨味を引き出しますよ!
とにかく美味しいので、一度試してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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