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酢しょうがとガリは違う物? 健康に良い食べ方と効能は?

今身近な健康食材として見直されている酢しょうが。

お酢にも生姜にも健康やダイエットに良い成分が含まれているので、常備菜として作っておけば色々役立ちます。

今回はその効能とレシピをご紹介したいと思います。 

 

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酢しょうがとガリは違うの?

素朴な疑問として、「生姜を酢に漬けた酢しょうがはガリとは違うの?」「酢ショウガとガリの違いは何?」と思う方もいらっしゃるでしょう。

 

この疑問に対しては2つの面で回答があります。

① 基本的に酢しょうがとガリは同じ

② 酢しょうがはより健康成分を効率良く摂ることができる

 

しょうがを酢に漬けた物なので、基本的には①の回答の基本的に「酢しょうが」と「ガリ」は同じ物と呼ぶことができますので違いはないとも言えますが、「酢しょうが」は自分で手作りする事によって、より健康に良い成分を入れた状態にすることが出来るので、「酢しょうが」は意味の広い言葉と言えます。 

 

酢しょうがの成分・効能は?

酢しょうがに含まれる成分として最も重要なのはしょうがの成分でしょう。

これには2つあります。

ジンゲロールとショウガオールです。

 

・ジンゲロール

ジンゲロールは生姜の辛みの元となる成分です。殺菌作用に加え抗酸化作用があり、免疫機能を向上したり胆汁の分泌を促進するなどの効果があります。

末端冷え性の改善効果もあり、ジンゲロールの成分が血管を拡張させるため末端の細い血管の血行が良くなるためです。

ただしジンゲロールの冷え性改善効果は体の中心部から末端部分へ熱を移動させる効果なので、結果として体の内側の熱が奪われ体全体としてみると温度を下げる効果になります。

生の生姜に多く含まれる成分ですので、夏の暑い時期や身体が火照っている時などには生しょうがを摂ると良いでしょう。

 

・ショウガオール

ショウガオールも血液の循環を良くする働きがありますが、ジンゲロールよりも体全体を温める効果があります。

ショウガオールは胃腸の働きを活発にするため、その運動によって身体の内部から熱を生み出し身体全体を温めるからです。

このショウガオールは、生姜に熱を加えたり乾燥させることでジンゲロールが変化する成分なので、生のしょうがにはジンゲロールが多く、熱を加えたり乾燥させた生姜「焼き生姜」や「蒸し生姜」などにはショウガオールが多く含まれています。

 

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そして、酢しょうがのもう一つの材料、「酢」に含まれる成分としてはクエン酸とアミノ酸があります。

こちらも免疫を高めたり、血行を良くする作用、また夏バテを防止するなどの作用がありますが、特にアミノ酸は人間の体を構成するために必要な成分ですので、毎日の健康成分として摂ることは有効です。

また、お酢には血液中の中性脂肪、コレステロールを抑える働きがあり、老廃物を除去して血液をサラサラにする効果があります。

さらに代謝をアップさせるため肥満を防ぎダイエット効果も期待できます。

 


「酢しょうが」は、これらの成分によって血管の老化予防に効果があり、また免疫力を上げたり、コレステロール値を下げることで、老化予防、ガン、生活習慣病などを予防します。

 

酢しょうがの健康に良い食べ方は?

 

酢しょうがを食べる量の目安は1日30gと言われています。

これは、およそスプーン(大さじ)山盛り一杯程度です。

 

いきなり食べると酢や生姜のジンゲロールが胃壁を刺激するため、予め胃に食べ物を入れた状態、つまり食事の途中に食べる方が良いでしょう。

 

また、酢しょうがに使う生姜についても、先ほど成分のところでご説明したように、生のものを使うか、火を通したものを使うかによって健康への働きが変わってきます。

夏は生、冬は火を通したものなど、季節や体調によって使い分けることが重要です。

 

酢しょうがのレシピ

酢しょうがのレシピについてはいろいろありますが、代表的なおすすめレシピを2種類ご紹介いたします。

黒酢はちみつしょうが

・しょうが 100g
・黒酢 100cc
・はちみつ 20g

生姜を皮付きのままみじん切りにし、黒酢とはちみつと混ぜ一晩置くだけで完成です。

黒酢を使うことで黒酢の豊富なアミノ酸とビタミンがプラスされ、さらに蜂蜜の健康成分も一緒に摂れるため健康効果が高いレシピです。

生の生姜を使うため夏に向いたレシピです。

甘酢ガリ

・米酢 2L
・砂糖 200g
・ハチミツ 60ml
・ショウガ 1kg
・塩 50g

 生姜を皮付きのまま薄切りにし、塩を振って混ぜたらしばらく置いてから熱湯で1分ほど湯どうしします。

ザルなどに上げて水気をしっかり切ったら、お酢と砂糖、蜂蜜と混ぜて保存容器で漬けます。

温めた生姜を使うため、冬に向いたレシピです。

こちらは冷蔵庫で1年程度保存可能です。

分量が多いようであれば、作りたい量に合わせて作ってください。

 

生姜の皮がお嫌いでしたら剥いていただいても良いですが、生姜は皮に近い部分に有効成分が多く含まれているため、できれば皮付きのままの方が良いでしょう。

どちらも保存の際には熱湯消毒するなど清潔な密閉容器で保存することをおすすめいたします。 

 

酢しょうがのアレンジメニュー

酢しょうがをそのまま召し上がっても良いのですが、飽きがこないようにクックパッドなどで色々なアレンジメニューが考案されています。

 

みなさんもいろいろなアレンジメニューに挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

cookpad.com

 

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まとめ

生姜もお酢も、どちらも非常に健康効果がありますので併せた「酢しょうが」はとても効果の高い食品です。

酢しょうがは代謝を高める効果もあるためダイエットにも向いた食材でしょう。季節や体調に合わせて日頃から上手に食べることで、健康にダイエットに役立つ「酢しょうが」。毎日の健康維持に、ぜひ活用していきたいですね!

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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