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【カニ食べたい!】ズワイガニの種類と、冷凍ズワイガニの上手な解凍方法について

みやびです。そろそろ年末年始の予定を立てなきゃなって時期になって来ましたね。

年末年始くらいは美味しいもの食べたいなと思ってお取り寄せを考えるのがカニ。

最近は冷凍技術が上がったのかお取り寄せするカニもハズレが少なくなりました。

また、一般的にカニと言うとズワイガニだと思うのですが、ズワイガニと言っても種類があるんですね! カニを選ぶときのポイントになりそう。

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(画像:【最高級バルダイ種】超特大8L~7L生大ずわい「かにしゃぶ」脚肉

 

今回は知っておいて損はないズワイガニの種類と、冷凍ズワイガニの上手な解凍方法など美味しく食べる方法について調べてみました。

 ズワイガニに種類があるって知ってました?

 一般的にカニと言うと、やはりズワイガニですよね。私も最近まで知らなかったんですが、ズワイガニと言ってもいろいろな呼び方やその種類に違いがあるんです。知ってましたか?

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ズワイガニの別名について

知っておいて損がないのがズワイガニの別名。地方によって越前ガニ、松葉ガニと呼ばれるカニも実はズワイガニと同じカニなんです。

そして、ズワイガニってオスとメスで成長したときの大きさが違うので、こちらも地方によって呼ばれ方が違うんですって。

成長した時に大きくなるオスが上の写真のようなよく見るズワイガニで、地方によって「エチゼンガニ」、「マツバガニ」、「カノウガニ」、「ヨシガニ」、「タイザガニ」などと呼ばれます。

またメスは成長しても一定の大きさから成長しなくなり、卵を抱いていることが多いためこちらは「コウバコガニ」、「セイコガニ」、「セコガニ」、「クロコ」、「メガニ」、「オヤガニ」、「コッペガニ」などと呼ばれます。

石川県金沢の近江町市場など北陸で「コウバコガニ」、「セイコガニ」と言って売られているのは、このズワイガニのメスのことなんですね。

また、「松葉ガニ」は京都から兵庫、鳥取にかけての日本海で、「越前ガニ」は福井で、「加能ガニ」は石川県で水揚げされたズワイガニのことで、その地方のブランドとして使っている名前なんですって。ブランドにするくらいなので、その品質は折り紙つきとのことです。

 

ズワイガニの種類について

オスメスの呼び方の違い以上に、お取り寄せの時に知っておいて損がないのがズワイガニの種類。

「え?! ズワイガニにも種類があるの?」
と、私も思って調べてみたところ実はズワイガニには大きく分けて3種類ありました。

日本で獲れる「ズワイガニ」、「紅ズワイガニ」、ロシアやカナダなどで獲れる「オオズワイガニ」の3種です。

 

最近お取り寄せのカニで美味しいと評判の「バルダイ種」と呼ばれるズワイガニは、この「オオズワイガニ」にあたります。 一般的なズワイガニを「本ズワイガニ」と呼ぶこともあるのですが、「本ズワイガニ」は「オピリオ種」と言う種類で、この「バルダイ種」とは味にも違いがあります。

その3種類の違いを簡単にまとめると

「本ズワイガニ(オピリオ種)」

生きている状態では薄い茶褐色。甲羅にカニビルの卵という黒い物が付いていることが多く、甲羅の形は縦長に近いです。

味は身の繊維が細いため食感がふんわりとして、上品な甘さがあるのが特徴です。

 

「オオズワイガニ(バルダイ種)」

生きている状態では濃い茶褐色。甲羅にカニビルの卵はついておらず、甲羅の形は横長で、上アゴの部分がMの字のように見えます。

味は身の繊維が太いためプリプリとした食感で、カニの風味が強い印象です。

「紅ズワイガニ」

生きている状態から赤い色をしています。本ズワイやオオズワイと比べると華奢な印象で足が長く、重さも他の2種に比べ軽い物が多いです。

身に水分が多いため、漁獲直後は甘みが強いのですが、冷凍してから解凍すると身痩せしやすく甘みも落ちるため流通で味を維持するのが難しい種類です。 

 

 冷凍カニの上手な解凍方法

冷凍カニを扱うのにまず重要なことは、おうちに届いてすぐ食べない場合は冷凍庫へすぐ入れてなるべく溶けないように扱うこと。

急速冷凍したカニは表面をグレースと呼ばれる薄い氷で覆われた状態になっています。この氷のコーティングがカニの風味を守っていますので、一度これが溶けた状態で冷凍庫へ入れても風味が逃げることを避けられません。食べる時にのみ解凍するようにしましょう。

またレンジや加熱しての解凍はおすすめできません。レンジの解凍モードで解凍したり、凍ったまま調理することは避けた方が良いでしょう。

むき身(ポーション)の冷凍生ガニの上手な解凍方法

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(画像:【最高級バルダイ種】超特大8L~7L生大ずわい「かにしゃぶ」脚肉) 

こちらのような生のカニをむき身にして冷凍した物は、流水で半解凍にするのが基本です。食べる分だけを保存袋などに移し、水を張ったボウルに入れ15〜20分全体が水に触れるような状態で流水で解凍してください。

自然解凍するとカニの旨味成分が流れ出すばかりか、時間をかけることでカニの身が黒くなる黒変が起こりやすくなります。黒変した物を食べても問題はありませんが、見た目が悪くなるため避けた方が無難です。

カニしゃぶやバター焼き、天ぷらなどには半解凍の状態で調理することで、カニの旨味や水分を閉じ込めたままにできるため、とろけるような味わいを楽しめます。

 

浜茹で(ボイル)の冷凍ガニの上手な解凍方法

すでにボイルされているカニの場合、上手な解凍方法は冷蔵庫で時間を掛けて自然解凍する方法です。

カニの大きさなどにもよりますが、18時間〜24時間程度掛けて解凍することで風味を損なわずに解凍ができます。その際はラップやビニール袋で密閉し、甲羅を下にして解凍してください。解凍する際ドリップ(溶けた水など)が出るためカニは皿やバットに乗せて解凍してください。

お急ぎの場合は室温での自然解凍で3〜4時間を目安に行いましょう。

いずれにせよ、完全に解凍できてから放置する時間が長くなると、その分風味も損なわれるため、8割から9割程度の解凍具合を目安に解凍するのがポイントです。

 

 

まとめ

カニしゃぶや天ぷら、焼きガニやバター焼き。どう調理してもカニは美味しくなりそうですね! でも、せっかくお取り寄せしてカニを食べるのに、種類や解凍方法を知らずに頼んでしまうのはもったいないですよね。

今回の内容が、皆さんの良きカニライフのお手伝いになれば幸いです。 

そして今年の年末年始は、絶対カニにしよっと!

 

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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