パクチーは好きですか?
人それぞれ好みはありますが、私は大好きです。
パクチーと言うとアジア料理を思い出す方が多いと思いますが、実はコリアンダーという別名で、インド料理、ヨーロッパ料理などにも多く利用され、香菜(シャンツァイ)、中国パセリと言えば中華料理でも使われる人気の食材です。
実は健康や美容にもとっても良いパクチー。
今日は、そんなパクチー(コリアンダー)の栄養と、たくさん買った時に役立つ、上手な保存方法のメモです。
パクチーが美容やアンチエイジングに良いって本当?
パクチーには、ビタミンB1、B2、L-アスコルビン酸(ビタミンC)、 E、βカロテン(ビタミンA)が豊富に含まれています。
皮膚や粘膜を正常に保ち、活性酸素に対抗する抗酸化作用が期待されるβカロテンと、コラーゲンや鉄分などの吸収を助けるL-アスコルビン酸(ビタミンC)が多く含まれるため、アンチエイジング効果も美容美肌効果も期待できます。
また、カリウムや鉄分も含むため、むくみ防止や貧血の改善の補助的な食材としての効果も期待できる、とっても優秀な食材です。
L-アスコルビン酸(ビタミンC)は水に溶け出しやすい栄養素なので、刻んだ後に水につけたりすると摂取する量が減ってしまいます。
刻んだ後に洗うことは避け、刻む前に洗った方が、より多くの栄養を摂ることができます。また、水分の多い料理に入れる場合はその水分ごと取れるような料理の方が良いでしょう。
パクチーの保存方法は?
パクチーは最近スーパーでも結構見かけるようになりましたが、品切れになっていることも多いでしょう。これはパクチー自体が収穫後それほど長持ちしないことも一因です。見た目の良い状態では2、3日しか日持ちしないため、購入する際に元気の良いパクチーを選ぶのが良いでしょう。
葉先までしゃっきりしていて、持った時に水分の重さを感じるものを選ぶ方が、より長持ちします。また根付きのままのものを選んだ方が良いでしょう。
お家での保存方法は、根付きのままのパクチーを5分ほど水に漬けておいてから、水気を拭き取り、根の部分に軽く水を含ませたキッチンペーパーなどを巻いて、保存袋に入れてから野菜室で保存すると比較的長持ちします。
この場合、キッチンペーパーに含ませた水分に雑菌が繁殖する恐れがあるため、できれば毎日替えた方が良いでしょう。
また葉の部分に水気が付いたままだと、葉の部分の色が変わってしまうことがあるので葉の部分の水気はしっかり拭き取ってください。
これでおよそ1週間程度は保存可能です。
パクチーは乾燥に弱い食材のため、なるべく袋などに入れ、また水分が葉の部分につきすぎないようにすることで比較的長持ちします。
冷凍保存することも可能ですが、保存している間にパクチー特有の香りは落ちてしまいます。できれば3〜4週間以内に使用することが好ましいです。
その場合、料理に使うことを考えて葉の部分と根の部分を切り分け、それぞれ別に保存袋に入れて冷凍すると良いでしょう。
レンジなどで乾燥させてドライ保存も可能ですが、香りや色が飛んでしまうため、あまりお勧めはしません。
基本は冷蔵、冷凍が良いでしょう。
まとめ
パクチーは葉だけでなく、根や茎にも栄養があるため、刻んでカレーや煮込み料理、炒め料理に入れたりすると無駄なく使えます。
美味しく食べて、パクチーを美容に健康に活かしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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