最近話題の食材、ブロッコリースプラウト。2/10放送フジテレビ系の「その原因Xにあり!」など様々なメディアで取り上げられ、その効果が紹介されていますが、ブロッコリースーパースプラウトなどスーパーが付くものがあったり分からないことや色々な疑問が浮かびましたので調べてみました。
ブロッコリースーパースプラウトの成分スルフォラファンの効果とは? 上手な保存方法は?ブロッコリー・スーパースプラウトと普通のブロッコリー・スプラウトとの違いは?
など、今回はブロッコリースーパースプラウトの素朴な疑問についてです。
- ブロッコリースーパースプラウトのスルフォラファンの効果とは?
- ブロッコリースプラウトの保存方法は?
- ブロッコリースーパースプラウトとブロッコリースプラウトの違いは?
- ブロッコリースプラウトの食べ方は?
- 最後に
ブロッコリースーパースプラウトのスルフォラファンの効果とは?
ブロッコリースーパースプラウトに含まれるスルフォラファンとは成長したブロッコリーにも含まれる成分で、植物に含まれるファイトケミカル(フィトケミカル)の一種です。ファイトケミカルとは野菜の色素やピリッとする辛みのもととなる成分で、抗酸化作用や解毒作用があるため、様々な健康効果が期待されています。トマトのリコピンや、ブルーベリーのアントシアニンもこの仲間です。
身体の機能維持に必須の成分ではありませんが、その作用が健康に良い影響が期待されるため近年注目を集めています。
スルフォラファンの効果として、有効だとされているものは下記のような作用です。
- ピロリ菌の除去
- 花粉症抑制
- 悪酔いの軽減
- メタボ予防
まさに現代人に必要な健康成分と言えますね。
ブロッコリースーパースプラウトには、成長したブロッコリーの約20倍のスルフォラファンが含まれるため、より効果的に摂取することが出来ます。
ブロッコリースプラウトの保存方法は?
基本的には他の野菜と同じように冷蔵庫の野菜室など冷暗所に保存すれば大丈夫です。
冷凍保存するとしんなりしてしまって生食には向きませんので、あまり冷凍保存はおすすめできません。またスルフォラファンは、『前駆体』と呼ばれる状態でブロッコリースプラウトに含まれており、細胞が壊れる際に「ミロシナーゼ」と接触することでスルフォラファンに変化します。
加熱するとこの「ミロシナーゼ」が失われてしまうため、効率良くスルフォラファンを摂取するのであれば、生食をオススメします。
どうしても冷凍保存したい場合は、食べる際にミキサーなどで野菜ジュースやスムージーにする方が良いでしょう。
ブロッコリースーパースプラウトとブロッコリースプラウトの違いは?
ブロッコリー スーパースプラウトとブロッコリースプラウトの違いは、「スルフォラファンの含有量」。ブロッコリースーパースプラウトには成長したブロッコリーの約20倍含まれています。
普通のブロッコリースプラウトには成長したブロッコリーの約7倍しか含まれておらず、約3倍の差があルところがスーパーなところです。成分自体に差はありませんので、どちらでも健康に有効な成分は含まれていますが、効率良くスルフォラファンを摂取するのであればブロッコリースーパースプラウトの方が良いということになります。
ブロッコリースプラウトの食べ方は?
サラダやスープにちょい足しするなどして召し上がってください。
加熱するとブロッコリースプラウトの有効なビタミン類やスルフォラファンなどが減少するため、なるべく生で食べるのをおすすめいたします。
以前私もブロッコリースプラウトを利用したお料理を紹介していますので、レシピの参考にどうぞ。柿をバルサミコ酢で味付けしたレシピにブロッコリースプラウトを加えました。
最後に
スルフォラファンを摂取した効果は約3日間程度持続すると言われていますので、毎日食べる必要はありません。
もちろん食物として毎日摂取しても問題はありませんので、1週間に2、3回を目安に生食で食べるのが良いでしょう。
いつものサラダにプラスしたり、冷奴に載せたり、色々な食べ方が出来るので普段の食生活に加えてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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