みやびです。最近パスタのゆで方を研究しています。
以前書いた↓「所さんの目がテン!」で紹介された蒸しパスタに影響を受け、もっと簡単に手軽な方法があるのではないかと、パスタを作る時に試してきました。
その研究の結果(笑)で、現時点で成功した方法を今回ご紹介します。
たっぷりのお湯を沸かす必要がなく、時間を計る必要もないパスタのゆで方を使って、手軽で美味しいパスタの作り方をご紹介します。
たっぷりのお湯は必要なし! 時間も計らないパスタのゆで方!
蒸しパスタのゆで方で重要なのは、お湯に溶け出したデンプン質をパスタの周りに吸着させること。
お湯の中に流れ出してしまう成分をうまくパスタに絡めてあげれば良いはずなので、無駄な水分は加えず、パスタの茹で上がりに必要な分量だけ水を使います。
<みやびりゅうパスタのゆで方>
① 今回使用したパスタは1.7mmでゆで時間10分のものです。
200gのパスタに対して500ccの水を使用します。基本的な考えとしてパスタに対して2.5倍の水分を加えます。もっと細いものですと水分が浸透しやすいので、水分を少し減らした方がうまくいきます。
フライパンは28cm以上の大きさのものを使用してください。それ以下の大きさのフライパンしかない場合はパスタを半分に折るなどが必要になります。
お湯は沸かしません。パスタと水を冷たいままのフライパンに入れてから火をつけてください。火加減は弱めの中火です。
② 塩を1%より少ない量加えます。今回は水が500ccだったので5gより少し少ない塩を入れています。塩5gだと、だいたい小さじ1杯程度ですので、それよりも少な目の量です。塩を入れたら水に浸ってないところがなくなるようにパスタを混ぜ、パスタが柔らかくなってきたら全体が浸るようにパスタを広げます。ふつふつと沸騰するくらいの火加減でゆっくりとパスタの中に水分を吸わせていきます。
③ あとは時々かき混ぜながら水分が少なくなるまで水分を吸わせるのですが、水が少なくなるとそこにデンプン質がたっぷりなので、フライパンにくっついて焦げやすくなりますので、水が少なくなったら頻繁にかき混ぜるようにしてください。
写真くらいの水加減(お湯がまだ少し残ってるくらい)になったら火を止めて大丈夫です。ここで味見をして、パスタの芯が硬いようであれば水をさらに50cc〜100cc加えてさらに火を通してください。
アルデンテやもっちり茹でなど、茹で加減はここで調整できます。
全体に混ぜて、お好みのゆで加減に仕上がれば完成です!
くっつきやすいので水分を飛ばし過ぎないように気をつけてくださいね。
「カニ缶とエリンギのマヨパスタ」のレシピ
<材料>(2人前)
- パスタ 200g
- お湯 500cc
- 塩 4.5g
- エリンギ 2本
- ワタリガニの缶詰 1個
- マヨネーズ 大さじ4
- ケチャップ 小さじ1
- コショウ 少々
- オリーブオイル 大さじ2(炒め用)
- EVオリーブオイル 大さじ1(仕上げ用)
<作り方>
① エリンギは縦に4つ切りなどにし、オリーブオイルで炒めてください。
ちょっとだけ塩をして、焼き色がつくまで炒めてください。
② 今回は缶詰のワタリガニのほぐし身を使います。火は通しません。
缶詰の水分ごとボウルに移したらマヨネーズとケチャップ、コショウを加え混ぜ合わせておきます。
③ パスタのゆで方は最初にご紹介した通りです。茹であがったパスタを炒めたエリンギのフライパンに加えてEVオリーブオイルを少し加え、オリーブオイルとパスタのあまり湯をよく絡めてください。絡め終わったら火を止め、混ぜ合わせたカニとマヨネーズのソースを余熱でパスタに絡めれば出来上がりです。
ここで火を止めていないとマヨネーズが分離してしまうので、必ず余熱で火を通すようにしてください。
最後に
パスタのゆで方研究はとりあえず形になってきました。茹で加減も調節できるので便利です。
パスタの細さや、火加減で若干水の量は変化しますので、皆さんがお試しいただく時は1.7mmよりかなり細いパスタの場合は水を少なめにしてください。
また火が弱すぎると表面はもっちりはするのですが、芯が粉っぽい時があるので、ふつふつと沸くぐらいの弱めの中火が良いと思います。
カニとエリンギのマヨパスタです。冷めたらマヨネーズを足してサラダにしても美味しいと思いますよ。
簡単で美味しいパスタになりました。
皆さんのお料理の参考にどうぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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